拝啓　この度「茅渟関西連合 第20回記念大会in大阪南港」に、御理解と御協力をいただき厚くお礼申し上げます。7月28日（日）の大阪は、時折雨が降り、西風の強い、非常に蒸し暑い中での大会となりました。今年の大阪湾は梅雨が明けてから、何年かぶりにタコの非常に多い海になり、代わりにチヌが絶不調の夏になっています。南港の各波止もいいニュースが流れない中、参加者が少ないだろうと予測しておりましたが、当日は86名のエントリーがあり、事故や怪我もなく無事終える事が出来ました。釣果の方は、二桁釣果を出している選手がいたのにかかわらず、40�pまでの中型が多く釣れました。それでも、50�pを超える大型が二尾上がり、多彩なフィールドを持つ「大阪南港」の懐の深さが、垣間見れた気がします。釣れっぷりも盛期突入とまでいかないにせよ、魚が大分、岸壁によってきているような感じでした。戦前の予想はもっと悪い風に思っていましたが、各選手にアタリがあったようで皆さん楽しめたのではないでしょうか。今後の秋に向かって、期待を抱かせる大会となりました。

　私達「茅渟関西連合」も早いもので、設立より20年を迎える事ができました。設立前は、各クラブ間の交流というものは一切なく、各渡船店をホームとするクラブ間で派閥がありました。そんな関西の「落とし込み釣り界」を、「自由に、どこの堤防でも行き来出来るように。また、楽しくチヌ釣りを共有し、組織となる事で、大きな問題を打破していこう。」そんな趣旨の元、多くのクラブの賛同を得られ、設立に至りました。この20年間、いろんな事が関西の堤防でありましたが、一歩一歩確実に前進していると自負しています。これからも難題が降りかかってくるかも知れませんが、逃げる事なく、打開していく覚悟でいます。その時は、また、皆さんの力を借りる事になるでしょうが、今後もよろしくお願いします。

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平成25年7月吉日　茅渟関西連合・代表　倉田保夫

■　大会結果（40�p以上のチヌ又は、キビレの一尾長寸）　（敬称略）

★　「新波止」の部（垂直ケーソン、スリットケーソン）

★　「新日鉄」の部（石畳み、テトラ）

★　「バラ石」の部（テトラ）

★　「セル石」の部（オーバーハングケーソン）

★　「宇部波止」の部（オーバーハングケーソン）

■　「チヌ落とし込みAward 2013」出場予定選手（敬称略）

総合優勝：児島　博（北友会）

■　協賛各社　（13社 順不同、敬称略）　

伊勢吉　 �潟Eイング「黒鯛工房・事業部」　�鰍ｪまかつ　クレハ合繊�梶@�鰍ｳさめ針

グローブライド�梶@　�潟Tンライン　�潟Vマノ　�潟_ン　�潟eレマック「松生工房」

東レインターナショナル�梶@丸高渡船　�泣с}ワ産業